立体ピクロス

お仕事の休憩時間にもそもそとプレイしていた「立体ピクロス」をついにクリアした。

後半のレベルはさすがにまとまった時間がないと難しいけど、サイズが小さいレベルであれば、さくっとクリアできるのでちょうどよい。

立体ピクロス」で驚かされることは、完成した「答え」がしっかりとアニメーションすること。単純なループではなく、よく見かける光景をうまく再現していて思わず見入ってしまう。ひたすら削って完成に近づいていく過程も楽しいけど、アニメーションを鑑賞したいという動機もプレイを継続させるための手法としてうまく活かされていると思う。

後半のレベルはお家で一気に解いたけど、自分の美的センスを信じてブロックを削るプレイをしたのは内緒。

E3 2009

少し前のネタになるけど、いろいろとニュースを見ていると良くも悪くも PSP go が印象に残っている。実際に触ってみないことにはなんとも言えないけど、UMD を持ち歩く必要がなくなることは素直にうれしいかな。

いろいろと気になるタイトルはあるけど、ひとつだけ挙げるとしたらこれ。

Sin and Punishment 2

Nintendo 64罪と罰」の続編。このタイトルも含め、トレジャー作品を遊ぶためにハードごと買ったくらい大好き。ゲームシステムは独特だけど、NEOGEO に似たようなゲームがあったような・・・。ともあれムービーを見るかぎりでは、いろいろと進化しているようだし、遊び甲斐もありそうなので一安心。あとはコントローラとの相性くらいかな。


今年のようなバブル華やかさがあった頃の E3 に参加したことがあるけど、国内のショーより「密度」が濃かったと記憶している。国内のゲームショーだと観察するにようにゲームをプレイするように見えるけど、E3 の場合は本当に楽しそうにゲームをプレイしているのが印象的だった。そのときに改めて日本人だなぁ、と思ってしまった。

個人的には、ゲーム業界にかかわらずこういった華やかさが少しくらいはあってもよいのと思っているので、来年も期待したい。

はじめてのガジェット

ガジェットを作ってみようと思ったきっかけは、ビルドサーバーのビルド結果をガジェットで表示してみようと思ったからだったりする。

以下はガジェットに至るまでの経緯。

はじめは XML を生成してそこを「確認しに行く」ようにしていた。だけど、だんだんアクセスするのが面倒になってきて見に行かなくなってしまう問題が起きてしまった。「昨日はコードをいじくっていないからきっと大丈夫」??

そして次に試したのは RSS。ブラウザやメーラーに登録しておけば、毎日起動することはほぼ間違いないので「ついでに確認する」が期待できる。この方法はうまく機能している。でもでも、埋もれてしまったり、確認しなかったりすることもあるので、最新のビルド結果が毎日「確認された」という保障はないよね・・・。

必ず確認しなければならないわけではないけど、できるかぎり意識することなく、確実に確認してしまう方法はないものか・・・。そして思いついたのがガジェット。ガジェットであればログイン直後にすぐに目に入ってしまうからね。

ガジェットを学ぶために以下の書籍を参考にさせていただいた。

Windows Vista ガジェット入門

Windows Vista ガジェット入門

入門というだけあって丁寧に書かれていて非常に読みやすい。とりあえずガジェットの概要や作り方を知りたい人にはおすすめ。ただ、いざ応用しようとすると物足りないので、ある程度分かってきたら MSDN やガジェットのソースコードを確認したほうがよいと思う。

そして実際にガジェット作りを学んでいく過程の中で、なぜか FL Chan Gadget ができてしまった。

FL Chan Gadget (3)

FL Chan Gadget では以下のことを意識して作成している。

オリジナルの素材を加工しない

オリジナルの素材はすべてのパターンが格納された一枚の画像ファイルとなっているため、JavaScript で表示する位置やサイズを指定して表示している。つまり、表示にかかわる問題はすべてスクリプトで吸収するようにしている。こうすることによって、公式サイトで配布されているクレヨンパターンのように、画像ファイルを差し替えることでクレヨンタッチに変更することができる。

はじめはどうやってもアニメーションや半透明の問題が解決できなかったため、パターンごとに画像を切り分けないといけないのでは、と考えていた。だけど「加工」を行うことで余分な手間が発生してしまう。ドキュメントを用意するにしろ、作業を簡略化するためのツールを用意するにしろ、「画像を差し替えるだけ」より簡単になることはないはず。

試行錯誤した結果、思った以上に時間がかかってしまったのは痛いところだけど、img 要素の寛大さと g:image 要素の特徴を理解することができた。

追加のソフトウェアを必要としない

端的にいうと Flash Player。アニメーションを実現するために Flash を採用しているガジェットもあるけど、最終的に半透明あたりで問題になりそうな気がしたから使わないようにした。ほかにもインストールされていない場合の対処が必要となることも挙げられる。インストールベースから考えるとあまり気にしなくてもいいかもしれないけど、余計な手間をかけずにインストールできることは重要だと思う。


ともあれ、FL Chan Gadget に関するネタはこれでおしまい。

FL Chan Gadget (2)

http://rubeus.skr.jp/flchan/index.html#flchan-simple

FL Chan Gadget では背景に不透明な画像を使用していたけど、こちらは背景を透過している。自分でもびっくりなことに、透過している部分ではドラッグできないので注意。

背景を透過するためには g:background 要素が必要になるけど、この上に透過色を持つ img 要素などを配置すると不透明な部分がピンキーになってしまう。この問題は g:background の addImageObject メソッドを使うことで解決することができる。

だけど、g:image 要素は機能が少なく、取り扱いに癖があるように思える。いろいろと試行錯誤してみたけど、結論としては時計針専用だよね・・・ということで、関連する機能を削除することにした。

FL Chan Gadget

FL ChanFL Studio の公式マスコットキャラクター。FL Studio 8 から導入された Fruity Dance というプラグインを使うと、デスクトップアクセサリーのような FL Chan が表示される。

仕組みはシンプルで格子状に並べられたパターンを順に再生するいわゆるパタパタアニメ。なのだけど、DAW らしくピアノロールからパターンを編集することができ、演奏に合わせてダンスを作成することができる。

公式サイトにはカスタマイズ用にいくつかの画像データが公開されていて、これらの素材を利用した動画も確認することができる。

ならば・・・ということで、この FL Chan をガジェットで再現してみた。

http://rubeus.skr.jp/flchan/index.html

本当は背景を透過したかったけど、透過による問題がいくつか見つかったため、背景には不透明な画像を使用している。

本家と比べて機能面ではいろいろと劣るけど、唯一のアドバンテージは FL Studio 8 を起動しなくてもいいことくらいかな・・・。